離婚してからの生活は、正直、想像以上に大変だった。もちろん、子どもと二人での暮らしは幸せだったけれど、それと同時に、経済的な不安、仕事と育児の両立、将来へのプレッシャーが常につきまとっていた。
最初のうちは、「この子のために私が頑張らなきゃ」と必死だった。仕事を掛け持ちして、寝る間も惜しんで頑張った。けれど、ふとした瞬間に思った。「このまま私一人で、本当にこの子を幸せにできるのかな?」
そんなとき、たまたま仕事の関係で知り合った人と話す機会が増えた。最初はただの知人。でも、彼は私の状況を理解しようとしてくれて、子どものことも自然に気にかけてくれた。「ひとりで全部頑張らなくてもいいんじゃない?」――彼の言葉に、肩の力が抜けるのを感じた。
「再婚なんて考えられない」と思っていた私が、少しずつ「この人となら」と思うようになった。でも同時に、不安もあった。もしこの人と結婚して、子どもにとって良い環境にならなかったら?もしまた離婚することになったら?
迷いながらも、子どもの気持ちを最優先に考えた。彼と過ごす時間が増える中で、子どもが自然に懐いていくのを見て、「私だけじゃなく、この子にとっても安心できる存在になるのかもしれない」と思うようになった。
再婚は「親のエゴ」なんじゃないか、と悩むこともあった。でも、ひとりで抱え込むことが必ずしも正解じゃないと気づいた。「子どものため」と思いながらも、実は私自身も支えを求めていたのかもしれない。
今は、彼と子どもと3人で、新しい家族の形を作っている。もちろん、不安が完全になくなったわけじゃない。でも、「誰かと支え合う」ことを選んでよかったと思う。
シングルマザーの再婚は簡単な決断じゃない。でも、一人で頑張りすぎずに、子どもと一緒に幸せになれる道を探していきたい。
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鳥取担当:婚活鳥取県結婚相談所フルーツバスケット 西垣文智