飽きたなら離れればいい。でも、嫌われるのはしんどいよね。

konnkatu

この言葉を、私は何度も自分に言い聞かせてきた。
好きな人に飽きられるのは仕方ない。人の気持ちは変わるものだし、いつまでも同じ感情を持ち続けるなんて幻想なのかもしれない。でも、相手に嫌われたり、拒絶されるのは、どうしようもなく心に刺さる。ましてや、心を許した親友に裏切られたときのあの喪失感は、何度経験しても慣れることがない。
私は昔から、なぜか浮気性の人ばかりを好きになってしまう。たぶん、最初からどこかで「長く続くはずがない」とわかっているからなのかもしれない。彼らはいつも甘い言葉を囁きながら、私の手を引き、熱い夜をくれる。でも、その熱は朝にはすっかり冷めていて、私はまたひとりぼっちになる。
「深く関わらず、体だけの関係でいい。」
そう思うことで、自分を守っているつもりだった。どうせ本気になったら傷つくだけだから、期待しない。求めない。愛なんて、簡単に手に入るものじゃない。
でも、どこかで心は叫んでいた。「愛されたい」と。
ある日、親友だと思っていた子が、私の好きな人と関係を持っていたことを知った。彼は元々そんな男だから驚きはしなかった。でも、彼女だけは違うと思っていた。「親友」という言葉が、こんなにもあっさりと崩れるなんて。
信じることの怖さを、またひとつ学んだ夜だった。
それから私は、ますます割り切ることを覚えた。恋愛も友情も、深く入り込みすぎないように。距離を保って、傷つかないように。
でも、それで本当にいいのかな。
たまにふと、心の奥で小さな声がする。「本当は、ちゃんと愛されたいんじゃない?」
でも、またすぐにその声をかき消す。そんなことを思っても、もうどうしようもないから。
今日も私は、誰かの腕の中で、愛のふりをして眠る。

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