“誰かと一緒にいるのが怖い”気持ちと向き合った話

konnkatu

私はずっと、「一人でいるほうが楽」って思ってた。
誰かと一緒にいると、気を使うし、裏切られるのが怖いし、
何より、自分の心がすり減っていく気がしてたから。
そんな私にとって、「恋愛」って本当に怖いものだった。
誰かに期待したり、心を許したりすることが、
“自分を無防備にすること”のように感じてたから。
過去にひどく傷ついた経験があって、
「もう誰とも深く関わらなくていいや」って、心に壁を作って生きてきた。

でも、そんなある日。
ふと、友達に言われたんだ。
「〇〇(私)って、本当は誰かと一緒にいたいって思ってるでしょ?」って。
図星すぎて、何も言えなかった。
心の奥では、誰かに「大丈夫だよ」って抱きしめられたい自分がいた。
誰かと笑い合ったり、安心して眠ったり、そんな日常が欲しいと思ってた。
でもそれを望むこと自体が、怖かった。
その気持ちに気づいてから、少しずつ自分と向き合うようになった。
カウンセリングを受けたり、信頼できる人と小さな会話を重ねたり、
焦らず、少しずつ、怖さと一緒に歩くようにした。
“誰かと一緒にいるのが怖い”って思うのは、心が繊細で、優しい証拠。
それを責めないでいいし、自分のペースで向き合っていい。
今の私は、まだ完全に怖くなくなったわけじゃない。
でも、誰かと一緒にいる幸せを、
「怖い」よりも少しだけ信じてみたいと思えるようになった。

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