SNSの“キラキラ恋愛”が恥ずかしくなった。アラサーの私が「誰かに見せる恋」をやめて、本物を選び直すまで。

konnkatu

インスタを開けば、
記念日の高級ディナー、突然のサプライズ、
お揃いのペアリング。
まるで、
素敵な恋人がいること自体が、
自分のステータスであるかのような世界。

でも、いつからだろう。
そんな「恋人自慢」や、
インフルエンサーみたいな、
キラキラした恋愛を画面越しに眺めるたび、
どこか、
冷めた目で見ている自分に気づいたのは。
少しだけ、
それを「恥ずかしい」と、
感じてしまう自分がいるのは。
胸の奥がずっと、ざわざわと揺れていた。
君の名前を、
スマホの画面に打ち込んで。
やっぱり消して、
でもまた打ち込んで、
そんな風に指先を迷わせた苦しい日々。
周りの友達は環境が変わるたびに入れ替わり、
クローゼットの服は流行っては廃れていく。
なのに、
あのとき君を想った気持ちだけが、
ずっと心のどこかに澱のように残っている。

「寂しいからって、
誰かと一緒にいることで、
スケジュールを埋め尽くそうとしないで」

そんな風に、自分に言い聞かせながらも、
孤独をごまかすように予定を入れて、
写真を撮って、
幸せそうな私を必死に演出したことだって、
一度や二度じゃない。
でも、
一日が終わって部屋の明かりを消すと、
心の奥底から小さな声が聞こえてくる。

「それって、本当にあなたの求めてる幸せ」

20代の前半は、
とにかく誰かに選ばれることに必死だった。
だけど30代が近づいてきた今、
ようやく気づいたんです。
大切なのは誰かに選ばれることじゃない、
「自分が何を選ぶのか」だって。
試したいのは、周りの目じゃなく、
私の本当の気持ち。
信じたいのは、
誰かのいいねや評価じゃなくて、
自分だけの確かな感覚。
孤独って、
ただの寂しい空白の時間じゃない。
それは、
自分の本当の弱さや寂しさに、
ちゃんと一人で向き合うための時間。
かつて胸を焦がした、
心と心を結ぶ熱い流れ。
あれはただの若い頃の感傷だったのか、
それとも真実だったのか。
そうやって、
自分に問いかけ続けた人だけが、
ふと深く納得できる瞬間が必ず来る。
そう、今感じている孤独は、
次の本物の恋に出会うための、
大切な準備期間なのかもしれない。
誰かに見せるための、
誇示するための恋なんて、
もう要らない。
他人の目線から卒業して、
自分が心から納得できる恋へ。
キラキラしていなくていい。
派手じゃなくて、静かでいい。
ちゃんと自分の、
アイデンティティと地続きになった、
痛みのない恋を。
もし今、
あなたが「恋ってなんだっけ」って、
分からなくなっているなら。
それは決して後退なんかじゃない。
あなたが、
本物の恋を選び直そうとしているサインです。
大丈夫。
あなたのその孤独は、あなたをちゃんと、
未来の本当の幸せへ導いてくれているから。

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