恋って、いつでもできるものだと思ってた。
でも今ならわかる。
恋が始まるのは、
心も生活も、ほんの少し整っているとき。
仕事に追われすぎていなくて、
自分の時間もちゃんと持てていて、
全てに余裕がありそうで、
でも、時折見せる焦りがある。
その焦りが、
不思議と色っぽく見えるのが
20代後半から30代にかけての恋なのかもしれない。
「まだ大丈夫」
「そのうち自然に」
そう思いながら過ごしてきた時間は、
気づけば静かに背後を通り過ぎていた。
時は、待ってくれない。
だからこそ人に近づくのが怖くなる。
期待して傷つくくらいなら
最初から距離を取ってしまおうと、
自分から近寄るのを拒んでいた。
そんな私が立っていた、約束の場所。
差し出された手を見た瞬間、
頭の中に浮かんだのは未来じゃなくて、過去だった。
「この時間、どこに行ってたんだろう」
過ぎた時間は戻らない。
それを認めるのが、こんなにも苦しいなんて。
不意に目尻が熱くなるのが怖くて
泣きそうな言葉を飲み込んだ。
スズメバチじゃないけど、
強がりという毒針を刺してしまう。
本当は甘えたかったのに
傷つかないように、先に刺してしまう。
今日まで、
環境に順応するために無理をして、
「これでいい」と言い聞かせてきた苦しさと、
小さな後悔だけが残った。
相手じゃなくて、
自分の手をそっと重ねた。
そのとき初めて、
声が示す地図が見えた気がした。
上から見下ろす景色は確かに広い。
でも、そこに心は映っていなかった。
泣いた分だけ
視界に広がるのは、
ただの風景じゃなくて――
自分の感情だった。
私はずっと、
「大人の恋」をしているつもりで、
自分の気持ちを置き去りにしていた。
余裕があるように見えて、
実は焦っていて、
強く見せながら、すごく臆病。
それでもいい。
それが今の私。
自分が整ったときにしか、
恋は始まらないんじゃなくて、
自分の感情を認めたときに、恋は動き出す。
そう思えるようになったのは
この恋があったから。
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「気になる方」「お話だけでもOK」


