あの日、私の心に深く刻まれた言葉があります。「どうせまた、傷つくだけでしょ。」
友人との何気ない会話の中でこぼれたその一言は、私の中にある恋愛への不信感と絶望感をはっきりと浮き彫りにしました。20代後半に差し掛かる頃、恋愛における「期待」と「不安」の天秤が、どんどん「不安」に傾いていく自分に気付いたのです。
思い返せば、過去の恋愛で受けた小さな裏切りや、うまくいかなかった関係が積み重なり、知らず知らずのうちに「男性って信じられない」と感じるようになっていました。些細な嘘、曖昧な態度、約束を守らない姿勢……。そんな経験を重ねるたびに、「自分には幸せな恋愛なんて無理なのかも」と思うように。
でもある日、ふと気付きました。
「私が恋愛に絶望しているのは、男性そのものを恐れているというよりも、もう一度信じる勇気を持てない自分自身を責めているからじゃないか」と。そんな私を救ってくれたのは、友人からのシンプルなアドバイスでした。
「無理に信じる必要はないけど、自分を少しずつ癒していこう。」
それからは、男性に向ける視線ではなく、自分の心を大切にすることを意識しました。夜寝る前に「今日も頑張ったね」と自分をねぎらったり、カフェで過ごす時間を大事にしたり。そうするうちに、自分の気持ちが少しずつ穏やかになり、不思議と「また人を信じてみてもいいかな」という気持ちが芽生え始めたんです。
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鳥取担当:婚活鳥取県結婚相談所フルーツバスケット 西垣文智