フルーバスケット最初はただの好きという気持ちだった。彼の笑顔を見るだけで、心が満たされる。彼と一緒にいる時間が何よりも幸せで、もっと彼を喜ばせたい、もっと彼の役に立ちたいと思うようになった。
気づけば、彼のために料理を作り、家を掃除し、彼の予定に合わせて自分の時間を調整することが当たり前になっていた。彼が仕事で疲れている時には、そっと肩を揉んであげたり、彼の好きな映画を一緒に見たり、彼のためにできることは何でもやっていた。
でも、ふと気づくと、何かが違っていることに気づいた。彼が求めている以上に自分が尽くしていることに。彼のためにやっているつもりが、いつの間にか自分のためになってしまっていたのかもしれない。「これだけやってるんだから、彼も私に何か返してくれるはず…」そんな期待が心の片隅に生まれていた。
しかし、彼は変わらなかった。もちろん、彼は私に感謝してくれるし、優しくしてくれるけれど、私が期待するような特別な何かが返ってくることはなかった。それに気づいた時、少しずつ疲れを感じるようになった。尽くすことが愛の証だと思っていたけれど、それが逆に私自身を苦しめていることに気づいたのだ。
愛しているからこそ、彼に尽くしたい。でも、そのバランスを見失ってしまうと、自分が見えなくなってしまう。大切なのは、自分を犠牲にしてまで尽くすことではなく、自分自身を大切にしながら、彼との関係を築いていくことだと気づいた。
今は、少しずつ自分の時間を大切にしながら、彼との関係を見直すようにしている。彼に喜んでもらうことは嬉しいけれど、同時に私自身も幸せであることが大切だ。尽くしすぎず、無理をせず、自然体でいられる関係を目指して、少しずつ進んでいきたいと思っている。
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鳥取担当：婚活鳥取県結婚相談所フルーツバスケット 西垣文智
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