本気で好きだった人を諦めた瞬間、ぽっかりと穴が空いたような気持ちになった。もう叶わない恋なんだって、自分に言い聞かせながらも、心のどこかではまだ引きずっているのが分かる。でも、それを認めたくなくて、私は次へ進もうとした。
そんなとき、ふとしたタイミングで、ちょっと気になっていた彼から連絡が来た。
「久しぶり。最近どうしてる?」
特に用事があるわけでもないのに、彼は何気なく私に会いたがった。私も寂しさを紛らわせたくて、彼と食事をすることにした。食事をしながら、他愛もない会話をして、笑い合って…でも、心の奥底では、これが本気の恋ではないことを分かっていた。
なのに、彼が優しく触れてきたとき、私は拒めなかった。
「今日、もう少し一緒にいたいな…」
そんな言葉に、私は抗えずにいた。好きかどうかも分からないのに、彼の温もりを求めている自分がいる。それは、本気で好きだった人を諦めた喪失感を埋めるためだったのかもしれない。
彼は私を求めてくれている。ただ、それだけ。でも、私は彼に惹かれ始めているのだろうか?それとも、ただの寂しさを誤魔化しているだけなのか?
本気で好きだった人との恋を諦めたからこそ、今の私はこんなふうに揺れているのかもしれない。
どこへ向かうべきなのか、まだ分からない。
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あなたの気持ちに寄り添いながら、一緒に解決策を探していきます。
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鳥取担当:婚活鳥取県結婚相談所フルーツバスケット 西垣文智